一般社団法人 両替商協会は、硬貨・コイン・貴金属の真贋鑑定と認証を担う業界団体です。両替業界の健全な発展と、社会の経済活動の円滑化を支えます。
海外渡航・訪日インバウンドの拡大により、外国為替両替の需要は急速に高まっています。一方で、両替カウンターが受け取らない硬貨やコイン、そして真贋の見極めが難しい貴金属・地金には、確かな鑑定と認証の仕組みが十分に整っていませんでした。
私たちは、紙幣にとどまらず硬貨・コイン・貴金属という領域に重点を置き、鑑定精度・安全基準の調査と認証、通貨・証書・文書の鑑定書発行を行います。あわせて、税関をはじめとする関係機関との連携を通じ、金属の真正性を社会の基盤として支えてまいります。
業界の知識と技術の向上、そして消費者への適切な情報提供を通じて、両替業界全体の信頼を高めること。それが本協会の使命です。
JESCが紙の世界の番人なら、
私たちは金属の世界の番人である。
硬貨・コイン・貴金属の真贋と産地・年代を見極める。両替商協会は、その認証・標準化のレイヤーを担います。
紙幣・硬貨鑑定機の鑑定精度や安全基準を調査し、認証を行います。重点はコイン・貴金属。
CERTIFICATION通貨・証書・その他文書、ならびに貴金属の真贋・産地・年代に関する鑑定書を発行します。
AUTHENTICATION税関・警察・入管等の関係機関と連携し、金地金の産地鑑定をはじめ捜査・摘発を支援します。
LIAISON両替・貴金属を軸とした新しい金融商品・サービスを企画し、多様なニーズに応えます。
PRODUCT講演会・研修会・セミナーの開催、専門資格の発行・認定を通じて業界の人材を育成します。
EDUCATION外国為替両替・貴金属に関する学術研究と、出版物・書籍等による情報提供を行います。
RESEARCH本協会内に設置する貴金属認証機構(PMCA)は、金・銀・白金・パラジウムを対象に、地金・コインの真贋および産地・年代の認証を行います。技術提供・鑑定実施は株式会社SpicyCompanyが担います。
中核となる鑑定システム PMAS-1(貴金属記録検知機) は、複数の分析手法を統合し、確率加重による年代バンド推定を出力します。
PMAS-1は製造時期を科学的に推定し、来歴を照会するための材料を提供します。購入日や輸入経路そのものを証明するものではありませんが、科学的根拠に基づく判断材料として、買取側の不安を大きく軽減できます。
鑑定・認証のご依頼、入会、取材、その他のお問い合わせは下記までご連絡ください。
info@spcg.jp海外製金インゴットの「売れない金」にお困りの方は、無料相談窓口をご利用いただけます。
無料相談窓口はこちら →
いま、社会で起きていること
TV Tokyo「WBS」で「売れない金」問題が取り上げられました
2026年7月17日(金)、テレビ東京の経済番組「ワールドビジネスサテライト(WBS)」にて、海外製金インゴットをめぐる「売れない金」問題が取り上げられました。両替商協会の小宮久代表理事がインタビューに応じ、金の製造時期を科学的に推定する認証装置「PMAS-1」と、シリアル番号・QRコードによる来歴照会の仕組みを紹介しました。
なぜ「売れない金」が生まれるのか — 1980〜1990年代に海外旅行先で購入された金インゴット、相続で受け継いだ金。これらがいま、買取店で断られたり、大幅に減額されたりする事例が増えています。金の密輸規制の強化により、購入時の書類がなく出所を客観的に示せない場合、買取側はリスクを取れず、取引が滞るのです。
両替商協会は、業界団体として中立的な視点からこの問題の整理と解決への橋渡しを担います。申込や販売の前面には立たず、課題整理・認証・中立相談・適切な導線への橋渡しを行います。